9月 21
2015

大家であっても工事保険は大事な保険。

マンションやアパートの建築や補修は、大家にとって一大事業であり、いい入居者を集め空室率を限りなくゼロに近い状態にするための切り札です。

ところが建築現場や補修現場で火災事故や作業員の転落事故が起こると、工期が大幅に遅れてしまい、入居者を募集する絶好のシーズン(進学期や就職・転勤)を逃してしまいます。

莫大な営業損失をこうむり、施工者などから見舞金や慰謝料をもらっても、まったく賄い切れるものではなくなります。

しかも場合によっては事故物件となり、建物が完成しても入居者募集がかけられない事態に陥ります。

こんなときに役立つのが工事保険という保険商品です。

この工事保険は、施工者や施工者の下請け会社が加入して万一の事故やトラブルに備えるものです。

大家とは直接的な関係はありませんが、施工者がこの保険に加入していれば、かなりの範囲で損害が保障され、保険契約の内容によっては、相応のお金を手にすることができます。

損害は建物以外にも建物内の財物にまで及ぶことがあり、とくに火災事故などでは甚大な被害に広がる可能性があります。

工事保険の保障内容や範囲・金額は、AIUなどの保険会社各社が発売している商品によって異なります。
AIUの工事保険の場合には、建築途中の物件に、不測の事故や突発的な出来事によって生じた障害・被害であれば、その評価額に応じて復旧に必要な費用が補償される仕組みになっています。

また特約などをつけなくても、暴風・落雷などの自然災害に類する損害や、資材や備品の盗難、放火、愉快犯などによるいたずらによる損害にも対応してもらえる内容です。

もちろんAIUだけではなく、工事保険の加入契約には事前の審査や見積もりが必要になります。
したがって、大家は建設依頼をかける前に、業者が工事保険に加入しているかを確認する必要があります。

専門家に連絡を取り、代行や立ち会いなども考えるべきです。

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